北海道門別署が遭難多発の幌尻岳で注意喚起の活動

 北海道門別署が遭難多発の幌尻岳で注意喚起の活動北海道札幌方面門別署は管内にある、日本百名山の一つ「幌尻岳」の山開きの日の7月1日、登山口までのシャトルバスの出発点となる「よぬか山荘」で、山岳遭難防止の啓発活動を行った。

地元の平取町役場、平取消防署、日高森林管理署、自治会、山荘管理者等遭難対策協議会の関係者と協力し、この日を待ちわびていた多くの登山者に啓発チラシを配布しながら軽装備や単独での安易な登山の自粛を呼び掛けた(写真)。

同署によると、標高2,052メートルの幌尻岳は百名山の中でも登るのが難しい山とされているが、景観が素晴らしいことから入山者が多く、毎年山岳遭難事故が発生しているという。