北海道釧路署の「625の木」交通事故の絶無に貢献

 北海道釧路署の「625の木」交通事故の絶無に貢献北海道釧路方面釧路署庁舎敷地内に設置された「625(むじこ)の木」の夜間ライトアップが3月22日、終了した。立ち木の枝に、625個の反射材(サクラリフレクター)を装着(写真)。「交通事故の絶無」を願って、通行人らの目に反射材の効用を訴えた。

ライトアップは昨年11月29日から始まり、ライトアップの総時間が〝625時間〟に達したことから終了となった。また、風雪等に耐え、枝から落下せずに残った反射材を「落ちない(合格祈願)・事故に遭わない(交通安全)」の縁起物として、啓発メッセージや新品のサクラリフレクターとセットにして配り、反射材着用意識の醸成を図った。

実際に落下せずに枝に残った反射材は467個あり、希望する市民339人に贈呈された。署独自の取組みはマスコミに報道されるなど大きな反響を呼び、「今後の反射材普及促進と交通死亡事故抑止につながる」と効果が期待されている。