水難事故防止へ児童が呼びかけ 愛知県足助署と御蔵小が河川をパトロール
愛知県足助署は、豊田市立御蔵小学校の協力で、全児童8人と水難事故防止パトロールを行った(写真)。過去に、同学区内の河川で観光客の水難死亡事故が発生したことを受けたもの。
活動に先立ち、馬場信幸署長から同校に対する防犯少年団のモデル校への委嘱と、児童に対する防犯少年団の任命が行われた。その後は児童8人が3台のパトカーに分乗し、馬場署長や同校の校長に見送られながら河川パトロールへと出発。児童の声で水難事故への注意を促す録音音声を流したほか、放送マイクを使った呼びかけを行い、警察航空隊による上空からの広報活動も展開した。
同校の校長は「水難事故防止のために、全員がパトカーに乗ってパトロールしたことは、児童にとって貴重な機会となりました」と話していた。同署では、今後も同音声を活用し、水難事故防止を図っていく。