少年の立ち直り支援に尽力 宮城県警が少年補導員を表彰

少年の立ち直り支援に尽力 宮城県警が少年補導員を表彰宮城県警と県少年補導員協会は7月29日、県庁2階講堂で「令和7年度少年警察ボランティア宮城県大会」を開催した(写真)。

少年警察ボランティアや警察職員ら約180人が出席。会場では少年補導功労者・功労団体の表彰とボランティア団体の活動発表、東北大学大学院文学研究科の荒井崇史教授による講演「犯罪に手を染めるこころ― 『闇バイト』に加担させないために―」が行われた。

荒井教授は講演で、闇バイトの手口や実態を説明。少年の闇バイトへの加担を抑止するために必要な要素として「愛着」「信念」「関与」「努力・傾倒」の4点を挙げたうえで、「少年が闇バイトと疑える知識を持つためにも情報発信が重要」と訴えた。