水難事故防止へ 岐阜県北方署がレジャー客に啓発活動

水難事故防止へ 岐阜県北方署がレジャー客に啓発活動岐阜県北方署は7月23日、本巣市山口地内の根尾川で、河川を管理する県土木事務所や地元自治体、岐阜市担当職員と連携して、水難事故防止を呼びかける啓発活動を行った。

活動では、河川敷でバーベキューや水遊び、釣りを楽しんでいる利用者にチラシやうちわを配布(写真)。「自分の命は自分で守る」「川ではライフジャケット着用」などの注意喚起文を日本語を含む5カ国語で記載することで、多文化共生社会にも配意した内容となっている。

近年、県内では外国人の人口が増加傾向にあり、日本人だけでなく外国人による水難事故やごみ問題も発生している。署の髙井信秀警備課長は「水難事故は後悔しかありません。安心安全で住みよい社会をつくる上でも、みんなで注意を呼びかけていく」と語り、水難事故防止への決意を新たにしていた。