飲酒運転し”茶”ダメ 岐阜県中津川署が高校生製造の茶葉で安全運転呼びかけ

飲酒運転し"茶"ダメ 岐阜県中津川署が高校生製造の茶葉で安全運転呼びかけ岐阜県中津川署は7月12日、中津川市内の酒販売店「中山道 大鋸(おおが)」で、市立阿木高校と連携した飲酒運転防止広報を行った。「夏の交通安全県民運動(7月11日~20日)」の一環。署員と生徒が「飲酒運転し”茶”ダメ、運転するなら”茶”にしよう」などと記載されたリーフレットと、同校が校内で製造する茶葉「あぎみどり」を来店客に配布した(写真)。

「高校生が製造した茶葉を活用した広報であれば、市民の心に残るのではないか」と考えた署員が学校関係者と検討し、広報活動への活用が決まった。啓発リーフレットについても、署員から飲酒運転の現状を聞いた生徒がアイデアを出し合って制作したものだという。

生徒は、茶葉を手渡しながら「飲酒運転防止に協力をお願いします」と依頼。活動後には「自分たちの作った生産品が啓発に役立ってうれしい」と喜びの声を上げていた。