静岡県富士署が歌う防犯広報大使迎え幼稚園で防犯教室 「いかのおすし」の啓発ソング
静岡県富士署は6月3日、「山作戰」の名で同県を拠点に活動しているシンガー・ソングライターの髙山真徳さんを「歌う防犯広報大使」に迎え、富士市神谷新町の認定こども園須津幼稚園で防犯教室を開いた(写真)。
子供に危険から身を守る心構えを身につけてもらおうと、髙山さんは防犯標語「いかのおすし」をテーマとしたオリジナルの啓発ソング「どんなの おいしいの」を制作した。軽快なリズムの曲で、歌詞には子供自身が「助けて」と叫ぶ一節を盛り込んでいる。
この日、竹田一則署長から委嘱状を受け取った髙山さんは、地域安全協議会女性部「ふじエレガンス」のメンバーと防犯教室に出演。「いかのおすし」の紹介に続き、「歌を楽しみながら、大声で助けを呼ぶ練習をしてほしい」と伝えると、園児たちと一緒に啓発ソングを熱唱した。その後は、同メンバー手作りのお約束メダルを子供たちに手渡し、「ひとりにならないでね」と呼びかけた。