農作物の盗難防止へ 京都府警と関係機関が緊急連携会議

京都府警本部生活安全企画課は九条ネギやなす、米など農作物の盗難が府内で多発していることから、関係機関と被害防止対策を話し合う緊急連携会議を開いた。

同課や捜査三課、情報分析課、宇治・亀岡署の警察官、府農林水産部農産課や京都府農業協同組合の職員など約10人が出席した。府警によると今年、府内では10月末までに31件の農作物の盗難被害が発生。昨年同期の9件から大幅に増えており、会議では被害状況や特徴などの情報を共有したほか、電池式防犯カメラの設置、地域住民への声かけ、警戒パトロールなどの防犯対策を確認した。