岡山県警で経済安全保障セミナー 技術情報流出の実態学ぶ

岡山県警で経済安全保障セミナー 技術情報流出の実態学ぶ技術情報の流出を防ごうと、岡山県警は県警本部で「経済安全保障セミナー」を開いた。

先端技術等を保有する県内企業の関係者や、商工団体、アカデミア(大学など)、官公庁の産学官で構成される「経済安全保障・おかやまネットワーク」の会員など約90人が受講。企業法務や知的財産を得意とするTMI総合法律事務所の上野一英・白石和泰両弁護士による講演で、技術情報流出の危険性について認識を深めた。

2人は「急増するサプライチェーンの脆弱性を狙った他国からの脅威の現状と機微技術の流出防止対策」をテーマに講演し、企業が注意すべき点や講じるべき対策について具体的な事例を交えて説明した(写真)。