静岡県静岡南署が地元企業と自転車ヘルメット収納バッグを開発
静岡県静岡南署は地元老舗企業の(株)宮原商店と共同で自転車乗車用ヘルメット着用促進を目的とした「ヘルメット収納バッグ」を開発した。縦35センチ×横40センチの大きさ。ヘルメットを収納後に、バッグの開口部に付いた穴にワイヤーロックなどを通すと、自転車本体と固定することができ駐輪中などのヘルメットの保管問題を解消できる(写真は小学校での贈呈式の様子)。
県内では「静岡県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」により、小・中学生が通学で自転車を利用する際のヘルメット着用が義務づけられている。通学時以外の着用も促進しようと、同署では外出先でのヘルメットの保管方法に着目して対策に取り組んでいたところ、同社の交通安全に対する企業理念が一致し開発協力が得られたという。