埼玉県警で業務体験型のインターンシップ開く
埼玉県警本部交通総務課は白バイによる交通指導取締りや交通反則切符の作成等を模擬体験できる「業務体験型インターンシップ」を県警察学校で開いた(写真)。少子化などで減少する警察官の人材確保につなげようと企画した。
参加した学生は、模擬の交通違反者に交通反則切符の作成、違反者の動静に応じて手錠を使った逮捕行為、取調べ等の体験も行った。同課で業務体験型のインターンシップを行うのは初めて。講義形式ではなく、業務体験型にすることで、交通警察の魅力を体感的に伝えた。
参加した学生は、「交通取締まりでは、緊張しながらも、白バイの警察官と一緒に切符を作成した。貴重な体験ができた」「取調べで、犯人に自供をさせることは難しかった」「警察官の試験を受けてみようと考えている」と好評だった。