愛知県警鉄警隊と鉄道各社が連絡協議会定例会で今年の活動を回顧

愛知県警鉄警隊と鉄道各社が連絡協議会定例会で今年の活動を回顧愛知県警鉄道警察隊はJR東海と協働し、中村警察署講堂で「令和5年愛知県鉄道・警察連絡協議会定例会」を開いた(写真)。

浅岡隊長による活動報告があったほか、JR東海が台風等による滞留対策、名古屋鉄道が防護資機材やタブレット端末の配置について発表。特別講演として生活安全部の課長補佐が、7月の性的姿態撮影等法施行による列車内での盗撮の対応や処罰について、従来の県迷惑防止条例と比較しながらポイントを解説した。

JR東海の発表では、6月、8月に台風や集中豪雨の影響で新幹線が運休したことにより、名古屋駅に利用者が多数滞留した事例を分析し、JR東海と警察、警備会社での早期の情報共有、新幹線利用者を駅に来させないための情報を効果的に発信する必要性を強調した。