青森県警が緊急走行・事案対処訓練 高速度運転の技術学ぶ

青森県警が緊急走行・事案対処訓練 高速度運転の技術学ぶ青森県警は11月8日、緊急走行・事案対処訓練を運転免許センターで実施した(写真)。若手地域警察官の現場対応能力の向上をねらって、教養課と地域課が企画したもの。

若手の地域警察官23人が参加。高速度の運転を通じて人の限界と車両の限界を体験することで、緊急走行時にも車両を暴走させないようにコントロールするための技術を学んだ。

前半は、運転技能指導係員の指導の下でスラローム走行や緊急回避訓練を行い、運転技術と適切なコントロールの重要性を確認。後半は、センターのコース内を市街地と見立て、110番指令の傍受から緊急走行での現場臨場、事案当事者からの事情聴取、緊急走行での追跡、被疑者を逮捕するまでを内容とする実戦的な訓練に挑んだ。