高校生が交通安全ポスターを制作 奈良県奈良署が表彰
秋の交通安全県民運動の実施にあわせ、若い世代の交通安全意識を高めようと、奈良県奈良署は管内の高校5校にオリジナルポスターの制作を依頼した。同運動を周知する内容を主題に、生徒が交通安全で必要だと思うこと、自ら伝えたいことを作品に盛り込んだ。
完成したポスターは発表会で披露され(写真)、署長や(一財)奈良県交通安全協会奈良支部協会会長に対して生徒が制作の意図などを説明。子供向けに正しい横断歩道の渡り方や、反射材の着用、自転車の安全利用を呼びかけるものなど、内容はさまざまだった。
制作されたポスターは、近畿日本鉄道(株)と西日本旅客鉄道(株)の協力で各校の最寄り駅に掲示され、通学中の生徒の関心を集めた。「友だちがデザインしたポスターを見た。交通ルールを守れる大人になる」との声も聞かれ、一定の成果が見られている。


