詐欺防止へ長野県警と地元テレビ局が連携 啓発CMを放映
長野県警は7月15日から、(株)テレビ信州との「特殊詐欺等被害防止共同キャンペーン」として、今年公開の映画「劇場版名探偵コナン 隻眼の残像」とのコラボ企画を開始した。
啓発スローガンは「疑う勇気で詐欺は防げる!」。期間は9月15日までの2カ月間で、県の永久観光大使を務める峰竜太さんを広告塔に起用し、テレビCM(写真)やシネアド、Web広告、ポスターやチラシなど、各種媒体を駆使した多角的な広報を展開している。
CMは30秒と15秒の2種類を制作。物語の重要な舞台となった「国立天文台野辺山宇宙電波観測所」を背景に、最近の手口でよく使われる「SNSで逮捕状の画像送信」「ビデオ通話で取調べ」「警察官が金品要求」「絶対に儲かる」「会ったことのない人からお金の話」などのキーワードを挙げ、峰さんが「あなたのアンテナ働かせて!」と注意を呼びかけている。