ノンアルビールで交通安全呼びかけ 兵庫署がバー店主と共同制作
兵庫県兵庫署は、神戸市兵庫区小松通に所在するバー「BAR BUZZ」の店長・平井義也さんと協働し、「交通安全ノンアルビール」を作った。瓶のラベルに県警マスコットの「こうへいくん」と「まもりちゃん」をあしらうことで、飲酒運転をしないようにとの注意喚起を図っている(写真)。
「冷えたビールが飲みたくなる夏の時期に、代わりになるノンアルコールビールがあれば飲酒運転を防止できるのではないか」という署員の発案から、クラフトビールで町おこしに携わっている平井店長に協力を依頼し、コラボが実現した。同区和田岬で養殖された真珠貝の貝殻が原材料として使われているビールで、フルーティーでさっぱりとした味わいの一品だ。
330mlの瓶入りで、価格は1本480円(税込み)。7月1日から同店や近隣の酒屋で販売を始めたところ「おいしい、飲みやすい」と早くも好評となっており、新聞やテレビなどで取り上げられたほか、飲食店からの問い合わせも殺到するなど、飲酒運転の抑制につながる効果的な取り組みとなった。