47チームが対処能力競う 福岡県警でサイバーセキュリティ競技会

47チームが対処能力競う 福岡県警でサイバーセキュリティ競技会福岡県警本部サイバー犯罪対策課は7月1日、県警全体のサイバー事案対処能力を高める目的で「サイバーセキュリティ競技会」を開催した。令和2年に始まった大会は今回で6回目を迎えた。

今年は出場者の階級制限を撤廃し、過去に出場経験のない者を選ぶなどして裾野を広げ、本部や警察署など47チーム(141人)が参加。暗号資産や解析ツールに関する内容など現場の捜査に即した問題が多く出題され、出場者は「1分1秒も無駄にできない」という真剣な表情で競技に臨んだ(写真)。

今大会から、予選ラウンドを勝ち抜いた16チームによる決勝ラウンドが初めて開催され、折尾署が悲願の初優勝を飾った。