県内を3ブロックに分割 青森県警各署が事件・事故で連携強化
青森県警は県内を3ブロックに分け(写真)、各警察署が管轄を超えて事件・事故での連携を強化する取組を始めた。青森・八戸・弘前の3署を各地区の拠点とし、4月1日から運用している。リソースの効果的な活用と業務の合理化・効率化を促すねらいで、県警は「現在の治安事象に的確に対応するほか、安定確保が危惧される警察官採用応募者数の増加につなげたい」としている。
運用開始に伴うブロック別会議では「各種事件・事故発生時における負傷者や病院からの聴取は搬送先の病院を管轄する警察署で行う」「幹線道路での合同取締りで見せる活動を推進する」「採用イベントを共同で開くことでリソースの効果的活用とイベントの高度化等を図る」ことなどで認識が一致。研修や教養などの分野でも複数署が積極的に連携し、人材の育成を図る方針だ。