佐賀南・佐賀北署が消防等と災害警備訓練 豪雨災害見据え
佐賀県佐賀南署と佐賀北署は5月1日、佐賀南署管内の公園で、豪雨災害を見据えた災害警備訓練を実施した(写真)。両署員の対処能力の向上を図り、災害状況に応じた臨機応変な対応を可能とするねらい。県や消防、民間企業も加わり、相互の連携方法を確認した。
訓練は「線状降水帯が発生した影響で局地的な豪雨に見舞われ、一部の地区で住民が孤立した」との想定で行われた。民間企業のドローンで上空から被害状況を把握し、要救助者を捜索。その後、警察がチェーンソーやゴムボートなどを用いて、陸上と水上から発見した要救助者の救出活動に取り組んだ。
徒歩で進行できない現場では、消防が水陸両用バギーで要救助者を救出。県防災ヘリでホイスト救助・搬送にも挑んだ。