元女子陸上の福士加代子さんが事故ゼロを笑顔で呼びかけ 京都府下京署の一日署長に就任
京都府下京署は元女子陸上競技選手の福士加代子さんを一日警察署長に迎え、「福を呼ぶ笑顔と合図で事故はゼロ!」と銘打ち、管内の主要交差点での広報啓発活動などを実施した(写真)。秋の全国交通安全運動行事の一環。
福士さんは2004年アテネオリンピック以降4大会連続で長距離走やマラソン競技に出場した。現在は、地元企業の(株)ワコールに勤務。現役を退いた今も同社スポーツグループのアドバイザーとして後進の育成に従事しており、陸上イベント等にも呼ばれるなど、幅広い活躍を続けている。
警察官の制服に身を包んだ福士さんは、一日警察署長の講話で署員を激励。ミニ交通安全教室では幼稚園児に合図横断を教え、交通安全の約束を交わした。その後は、管内の商業施設が密集する地域に移動し、府民に対して交通事故や特殊詐欺被害に遭わないよう注意喚起に当たった。