SNS型詐欺の防止へ金融機関と連携 石川県警が緊急会議開く
急増するSNS型投資・ロマンス詐欺の被害に歯止めをかけようと、石川県警は銀行や証券会社など金融機関15社(27人)との緊急会議を開催した(写真)。
SNSを悪用した詐欺に焦点を当て、金融機関と対策を話し合うのは今回が初めて。総勢約40人が出席し、この種犯罪に関する情報発信や相互連携について確認した。
組織犯罪対策課補佐が被害の現状や詐欺手口を説明し、生活安全企画課補佐が「SNS上で投資に関する広告やURLをクリックしていませんか」「著名人や投資専門家、そのアシスタントを名乗る人物とやり取りしていませんか」「『会いに行くから航空券代を払って』『病気の治療にお金が必要』などとお金を要求されていませんか」といった質問形式で詐欺の疑いがあるかを判断できる「チェックシート」について紹介した。