静岡県警が国際警察セミナー 国際捜査や外事警察に関心を持つ警察官を対象に

静岡県警が国際警察セミナー 国際捜査や外事警察に関心を持つ警察官を対象に警察事象の国際化に適切に対処するため、静岡県警は国際捜査や外事警察、通訳業務などへの登用を希望する、または関心のある35歳以下の警察官を対象とした「国際警察セミナー」を開催した。

県警初の試みで約50人が出席。冒頭、田代圭吾教養課長が「外国人労働者の増加やグローバル化への対応で、今後も国際化はますます進む。関心を持ち、手を挙げた皆さんにかかる期待は大きい」と訓示した。

セミナーの第1部では、薬物銃器国際捜査課、外事課、教養課国際センターの各担当者が業務内容を説明し、続いて在外公館に勤務した経験を持つ曲渕敦外事課長が講演。第2部では、日本国際警察協会(IPAジャパン)神奈川支部事務局長の佐藤和子氏が「世界の警察官をつなぐ活動」をテーマにIPAの活動状況を紹介した(写真)。