青森県警で育休取得促進の「イクメンメール」を開始

青森県警は男性職員の育児休業取得促進施策の一つとして「イクメンメール」の取組を7月1日から始めた。父親になることが判明した男性職員と直属の上司に、本部長からのお祝いメッセージと育児休業に伴う給与の減少額が把握できる「給与試算シート」をメールで届ける。育休取得時の給与面での不安を払拭し、男性職員の育児参加の促進を図るねらいだ。

県警ではこれまで、1カ月以上の育児休業を予定している職員の代替職員を派遣する制度の導入などを進め、昨年度の男性職員の育児休業取得率は84.1%と過去最高を更新した。一方、昨年度に育児休業を取得した男性職員のアンケートで、取得に際して多くの職員が「収入が減るかもしれない」と不安を感じているとの課題が浮き彫りとなったことから、男性警察官の発案を受けて同メールを配信することとしたもの。