愛知県稲沢署が交番敷地内に市民も使える土のうステーション作る
愛知県稲沢署は同署の稲沢公園前交番敷地内に、土のうが収納できる土のうステーション(緊急用簡易土のう置き場)を新たに設置した(写真)。
同署の管内は、低湿地帯が多く、一級河川の木曽川をはじめ18本の河川が流れている。その長さは約53キロメートルにもなるため、台風などを原因にこれまで何度も浸水被害が発生している。
これまでの被害状況を考慮して同署と稲沢市役所が協議し、標高が特に低い地区である同交番敷地内に、土のうステーションが設置されることになった。市民が必要に応じて警察官の立会いの下で、自由に使うことができる。風水害時に地域住民を守るための備えとして活用していく。