兵庫県警がタクシー車内に「特殊詐欺被害防止啓発プレート」を設置

兵庫県警がタクシー車内に「特殊詐欺被害防止啓発プレート」を設置兵庫県警では県内のタクシー事業者である(一社)兵庫県タクシー協会と兵庫県個人タクシー協会に対し、特殊詐欺被害防止への協力を依頼した。「特殊詐欺被害防止啓発プレート」(写真)をタクシー車内に設置するほか、乗務員による乗客への注意喚起も行う。

同プレートには「あなたの行き先は?」という質問とともに、行き先に応じて「コンビニ パソコンがウイルスに感染したので○○カード(電子マネー)を買う」「ATM 還付金を受け取るための手続き」「金融機関 息子から『喉の手術をした。すぐにお金が必要になった』などの電話があり、預金を引き出す」と具体例を記載。タクシーの乗客に「特殊詐欺の被害が多発」「心当たりのある方は、運転手さんや警察に相談してください」と呼びかけている。

特殊詐欺の被害者が、被害時の移動手段としてタクシーを利用する事例が多発していることに着目した取組みで、被害の水際防止と被害防止啓発の両方に効果が期待される。