山形県警が少年非行・被害防止広報ポスターの完成報告会開く 大学・高校生が共同制作

山形県警が少年非行・被害防止広報ポスターの完成報告会開く 大学・高校生が共同制作山形県警は2月14日、県少年警察大学生ボランティアと高校生が共同制作した少年非行・被害防止広報ポスターの完成報告会を、県立山形北高校で行った。

大学生ボランティアが発案し実現したもので、少年の非行・被害の課題について高校生とともに考え、身近に潜む危険や問題を自分ごととして考える機会として企画された。作品のテーマは「SNSに起因する犯罪被害防止」「犯罪行為等に誘われた時の断り方」。大学生ボランティアが主体となり、中学・高校生世代に伝わりやすい言葉やイラストをデザインに落とし込んだ。

A2サイズの2種類のデザインが完成し(写真)、ポスター各600部を作製。完成報告会では学校関係者が同席するなか、県警が学生・生徒に感謝状を贈呈。参加した高校生からは「大学生ボランティアと一緒になって楽しく意見を出し合えた」などの感想が聞かれた。ポスターは県内の全中学校・高校や警察署などに掲示され、少年非行・被害防止の広報啓発に活用される。