特殊詐欺や交通事故の「防止」へ 福岡県豊前署がパン屋と「ぼうしパン」製作
福岡県豊前署は特定非営利法人「村のパン屋・SUN」と協働し、特殊詐欺被害と交通事故の「防止」と「帽子」を掛け合わせた「ぼうしパン」(写真)を製作した。
全国地域安全運動期間中の10月、高齢者の利用施設や、山間部で生活用品等を販売する移動販売車、JA直売所などで販売したところ、1カ月間の販売個数は約1200個に。同店従業員による手作業で、ほかのパンも含めた約6000個に署オリジナルの啓発ステッカーを貼付し、地域住民や買い物客の注意喚起を図った。
期間中には合同キャンペーンもあり、同法人の防犯CSR活動の促進にもつながった。責任者は「店としての信用度・認知度が向上し、従業員の意識も高まった」と喜んでいた。