大分県杵築日出署の若手署員による劇団が地域住民に反響 詐欺防止等の啓発に効果

大分県杵築日出署の若手署員による劇団が地域住民に反響 詐欺防止等の啓発に効果 大分県杵築日出署の地域課員で構成する警察官劇団「双城劇団」は演劇を通じて、特殊詐欺被害防止などの啓発活動に取り組んでいる(写真)。今年4~10月の公演回数は16回。11月以降、多いときには週4回のハイペースで行うなど、地域住民を中心に大きな反響を呼んでいる。

劇団員は、若手警察官の3人。地域の敬老会や交通安全大会といった行事などで主に高齢者やドライバーに披露し、特殊詐欺や交通事故の被害に遭わないための対策を分かりやすく伝えている。

3人とも演劇経験はないが、巡回連絡などで地域住民と関わった状況等を役柄に反映させている。構成段階で生活安全課や交通課からアドバイスをもらい、実際の事象を踏まえたより具体的なシナリオとなった。