福岡県飯塚・田川署が殺傷事案対処訓練 行政機関窓口でのトラブルを想定
福岡県飯塚署と田川署は11月23日、飯塚市庄内交流センターで「進行型殺傷事案対処・緊急配備訓練」を実施した。
両署のほか、県警本部関係課、執行隊の警察所属をはじめ、飯塚市、飯塚消防が参加。行政機関の窓口職員とトラブルになった犯人による殺傷事件を想定し、それぞれの機関が適切な対応方法の習得を図った。
訓練では、先着した地域警察官が受傷事故防止資機材を携行し、犯人逮捕を念頭に複数体制での対処要領を確認(写真)。また、市職員に対して110番通報と負傷者救護要領の教養を行うとともに、犯人の1人が車両で逃走したとの想定で、県警ヘリと白バイ・パトカーが追跡・確保に当たった。