早期辞職者対策で「茨城県警察学校指導員制度」を導入

早期辞職者対策で「茨城県警察学校指導員制度」を導入茨城県警は初任科生の早期辞職者対策の一環で、初の試みとなる「茨城県警察学校指導員制度」を導入した。

同制度では、採用時教養終了後間もない警察官を「警察学校指導員」に指定し、初任科生の着校日から2週間程度、警察学校に派遣する。指導員と初任科生が寝食を共にし、環境変化に伴う不安解消と集団生活への早期順応を図る取組みだ(写真は礼式指導)。

初実施となった10月1~13日の指導員派遣期間中は、初任科生の辞職者はなく「指導員に学校生活の不安を聞いてもらい心が楽になった」との声が聞かれるなど好評だった。