埼玉県警が技術情報流出防止対策の強化へアウトリーチ活動を行う署員に演習行う

埼玉県警が技術情報流出防止対策の強化へアウトリーチ活動を行う署員に演習行う埼玉県警は9月26日から10月31日まで、「アウトリーチ活動」に取り組む県内全39署の警備課員に対し、県警WANシステムを利用したリモート方式でのロールプレイング演習を実施した(写真)。同課員は民間企業などを訪れ、技術流出を防ぐための情報提供を行っており、対策のさらなる強化がねらいだ。

演習は「先端技術保有企業担当者役の本部外事課員に対し、署警備課員が個別訪問によるアウトリーチ活動で、技術流出の手口やその対策を知らせる」といった想定で行われた。参加した課員は企業側から寄せられた質問に適切に回答するなど、現場に即した実践的な内容でスキルアップを図った。

県警では今後も関係機関と連携し、県内の先端技術保有企業等に対するアウトリーチ活動を強力に推進していく。