滋賀県警が痴漢等被害防止へ高校の校内放送で注意喚起

滋賀県警が痴漢等被害防止へ高校の校内放送で注意喚起滋賀県警本部地域課鉄道警察隊は9月6日~15日を「列車等における痴漢等被害防止期間」に設定し、各種啓発活動を行った。新学期が始まり、電車の利用者が多くなることを踏まえたものだ。

期間中は、県内の主要駅で関係機関やマスコットキャラクターとの街頭啓発活動に取り組んだほか、電車利用者が多い県内の高校(15校)に隊員が訪問。校内放送を利用して法改正に伴う痴漢・盗撮行為の厳罰化などを説明し(写真)、列車等における痴漢等の被害防止、県警オリジナルの防犯ツール(通称・デジタルフラッシュヘルプカード)の利用を促した。

生徒や教職員からは「スマートフォンを利用した防犯ツールがあることを知り、ダウンロードした」「警察官から直接教えてもらい、痴漢や盗撮被害防止への関心がより高まった」「受験期における防犯指導にも生かしたい」などの反響があった。