警視庁亀有署が柴又女子大生殺人放火事件の献花式と情報収集活動

警視庁亀有署が柴又女子大生殺人放火事件の献花式と情報収集活動警視庁亀有署は9月15日、柴又三丁目女子大生殺人放火事件の献花式と情報収集活動を実施した。

同事件は、平成8年9月9日午後3時50分頃から午後4時39分までの間、一人で在宅していた大学生の小林順子さん(当時21歳)が犯人に鋭利な刃物様のもので殺害され、自宅を放火されたもの。今年8月29日現在の捜査日数は9165日で、延べ約11万7000人の捜査員が投入されている。

この日、事件現場となった自宅跡では3年ぶりの献花式が執り行われた。遺族や同署員ら参列者が献花台に花を手向けた後、順子さんの父親の賢二さんは挨拶で、事件の風化に対する危機感を示すとともに「娘の無念を晴らすため、これからも事件解決への活動を続けていく」と力を込めた。

その後、三谷貞博署長以下署員12人は賢二さんとともに京成電鉄金町線柴又駅前に移動し、情報収集活動を開始。駅の利用客や通行人らにチラシ等を手渡しながら、事件の情報提供を精力的に訴えた(写真)。