福岡県警鉄警隊が山口南署での研修会で刃物事案の対応を指導

福岡県警鉄道警察隊は8月4日、山口県山口南署で鉄道警察研修会を行った。

講師を務めた指定鉄道警察技能指導員の吉村利啓警部補が、同隊の歴史や活動のあり方、活動根拠、JRと私鉄に見られる事業者の特性などを説明。7月に発生した山陽新幹線での刃物事案をモデルに「警戒の空白」を解消するための対応方法について指導した。

鉄道訓練で不審者役を務めている熊谷啓警部補(職務質問準技能指導員)も、不審者役から見た警察官の弱点や行動の特徴、装備資器材のメリット・デメリット、ローンオフェンダー対策について実技を交えながら解説した。