福岡県警でサイバーセキュリティ競技会開く

福岡県警でサイバーセキュリティ競技会開く「福岡県警察サイバーセキュリティ競技会」が行われ、各所属の代表選手がサイバーセキュリティに関する知識や技術を駆使し、出題される設問にオンラインで解答した(写真)。4回目となる今年は午前・午後の2部構成。情報通信技術を悪用したサイバー事案に、適切に対処できる人材を育成するための取組みだ。

午前中のサイバーセキュリティ・ルーキーズ競技会は、拝命5年以内または30歳以下の警察官が対象。将来のサイバー事案に対処する若手警察官の発掘と育成を目的に、昨年から実施している。今年は県警察学校に入校中の初任科生2人を含む58人(28署)が2人1組のチームで出場した。午後からはサイバーセキュリティ競技会・本戦を実施。昨年までは警察署のみが対象だったが、サイバー事案には「全部門の職員が適切に対処できる必要がある」との考えから、本部の各部にも出場枠を拡大した。県警察学校の専門捜査官(情報工学採用)の初任科生、県情報通信部の拝命5年未満の技官を含む本部の全部門、警察署の計46所属の92人がチームで出場した。