神奈川県警察学校に今春入校の初任科生が校外研修で地形・郷土史学ぶ

今春、神奈川県警察学校に入校した初任科生（短期・長期）が5月10～12日の3日間、同校周辺の鎌倉市内の山々を縦走しながら、地形や郷土史について学ぶ校外研修を行った（写真）。

警察学校～大船署～六国見山～天園ハイキングコース～いたち川～警察学校という急勾配を含む約17キロの行程。短期課程第175期生173人と長期課程第233期生128人が挑み、傾斜のきつい山道では苦しそうな表情を見せつつも、教場員同士で声を掛け合いながら歩を進めた。

研修を通じて学校周辺の土地や風景を肌で感じ、すれ違う地元住民からは応援や励ましの言葉を掛けられ、学生は「より一層神奈川県の魅力を知ることができた」「強く、優しい警察官を目指したい」、大学生活をこの周辺で過ごした学生もおり、「昨年警察官になりたいと必死に勉強していた時のことを思い出し、あらためて警察学校での勉学を頑張ろうと思った」と決意を新たにしていた。