岡山県岡山中央署が「鍵」の一文字で自転車盗に注意呼び掛け

増加する自転車盗被害を抑止しようと、岡山県岡山中央署は県立城東高校書道部の協力を得て書道パフォーマンスを行い、部員が大型の筆を使用して「鍵」の一文字を揮ごうし（写真）、施錠の徹底を訴えた。
同校生徒の多くが利用する駅近くの自転車駐輪場で、自転車盗の発生が後を絶たないことを受けた取組み。生徒の自転車施錠率の向上を目指し、同署が依頼して実現に至った。

当日は、署員や教職員らが見守るなか、はかま姿の女子書道部員が「はいっ」と気合いを入れ、縦108cm×横86cmの紙いっぱいに「鍵」の文字を書き上げると、周囲から拍手が沸き起こった。作品は9日の「ロックの日」にあわせて同署1階ロビーに掲出され、来庁者の鍵掛け意識の高揚に活用される。