兵庫県警の柔道・剣道術科指導員が新幹線に警乗

兵庫県警の柔道・剣道術科指導員が新幹線に警乗列車内の凶器使用事案に対処するため、兵庫県警鉄道警察隊は教養課の術科指導員2人との新幹線警乗を行った(写真)。

術科指導員は、長尾翔太・柔道教師と川越愛・剣道教師。長尾教師は、全日本柔道選手権大会に2012年から7年連続で出場し、2016年度の全国警察柔道選手権大会では100kg級で優勝。川越教師は、世界剣道選手権大会個人戦や全日本女子剣道選手権大会個人戦で3位となるなど好成績を収めている。いずれも県警の警察術科を代表する存在だ。

新幹線警乗で「新幹線内の通路が思った以上に狭く、走行時の揺れが大きいことを体感した」と長尾教師。「警棒の訓練が大切」と感じたという川越教師は「これらの経験を隊員への術科訓練に生かしたい」と意気込んでいた。