岩手県警で元宮城県警本部長・竹内氏が震災対応の講演

岩手県警で元宮城県警本部長・竹内氏が震災対応の講演岩手県警が4月17日に行った警察署長会議で、元警察大学校長で東日本大震災発災時に宮城県警の本部長だった竹内直人氏が、震災対応に関する講演を行った。高水紀美彦本部長以下各部長、署長ら県警幹部64人が聴講した。

竹内氏は「皆様にお伝えしたいこと~東日本大震災の経験を踏まえて~」と題し、宮城県警のトップとして対応に当たった経験を語った(写真)。

発災当初に「仙台市若林区荒浜で200~300の遺体を確認」との誤報が生まれた経緯に触れ、「災害時の情報提供は極めて重要。ただし、直接確認した情報なのか、伝聞なのか注意が必要」などと述べた。