愛知県北署で女性警察官中心の自転車取締部隊「K-force」が発足
自転車の危険行為を原因とした交通事故を防止しようと、愛知県北署は3月28日、女性警察官を中心とした自転車取締部隊「K-force」を発足させた(写真)。自転車での警ら活動を行いながら指導取締りに取り組み、自転車利用者の交通法規の順守とモラル向上を図る。
自転車は手軽な乗り物である一方で、信号無視や一時不停止といった交通違反が少なくない。同署管内でも昨年、自転車が当事者となる人身交通事故が前年対比で大きく増えるなど、自転車側に何らかの違反のあるケースが多く認められたという。
「K-force」は交通ルールの再徹底を目的に指導取締活動に当たるほか、4月1日から努力義務となった自転車用ヘルメットの着用、電動キックボードなど新たな交通主体による交通ルール違反にも対応し、自転車の関係する事故の増加に歯止めを掛ける。