岡山県倉敷署が消防と協働して火災予防・犯罪抑止の動画を制作

岡山県倉敷署が消防と協働して火災予防・犯罪抑止の動画を制作岡山県倉敷市内では毎年、火の不始末による火災や犯罪が発生していることを受け、倉敷署は、管内の特色を生かした火災予防・犯罪抑止動画(写真)を作り、JR倉敷駅で放映している。

約1分の動画で、署員と市消防局職員が協働で企画から演出まで考案し、全国的な観光地の倉敷美観地区で撮影。同地区で花火をする少年に対し、警察官と消防士が「ここは倉敷美観地区、燃えたら危ない密集地、街並み奪われる一瞬に、だから呼び掛ける火の用心」「火気乱用、それは犯罪、案外知らないけど、軽犯罪」などとラップ調で注意を呼び掛ける。最後は「安全・安心・治安安泰、倉敷の平和を守る存在」と締めくくっている。

動画は3月24日、「くらしきシティプラザ東ビル」で、市や防犯ボランティアに初披露された。YouTubeの市消防局公式チャンネルでも視聴でき、鑑賞した市民から「ラップで呼び掛ける動画は珍しいし、とてもおもしろい」「火遊びが危険であり、それが場合によっては、犯罪につながるということがよく伝わっている」と好評だった。()