栃木県警が東武日光駅で不審物件対処訓練を実施

栃木県警が東武日光駅で不審物件対処訓練を実施6月のG7栃木県・日光男女共同参画・女性活躍担当大臣会合に向け、栃木県警本部と日光署は東武日光駅で官民一体となった不審物件対処訓練を実施した。署員や機動隊員、鉄警隊員をはじめ、東武鉄道、JR東、県、日光市などの職員を含めた総勢約70人が参加。110番通報や乗客の救護と避難誘導の要領について確認し(写真)、相互の連携強化を図った。

訓練では、実際に運行中の特急列車を使用し、車内で発見された不審物件(化学物質)により乗客が体調不良を訴えているとの想定で行われた。列車が到着した後、駅員と、通報を受けて駆けつけた署員が乗客の避難誘導に当たり、防護服を着た消防隊員が体調不良者の救護に、NBCテロに対応する機動隊員が不審物件の回収と除染に取り組み、一連の手順を確認した。