和歌山県橋本署で生徒5人対象のインターンシップ
和歌山県橋本署は3日間、生徒5人に対するインターンシップを開催した。
生徒に警察官という職業についての理解を深め、将来の職業選択の一助としてもらうことがねらい。業務説明を受けた後、5人は通信指令室や交通管制センターの見学、鑑識活動や逮捕術の体験、制服着用などを実施。また、高齢者の被害が多い特殊詐欺の対策として、署員と一緒に啓発用横断幕の製作にも当たった(写真)。
「一人でも詐欺被害に遭わないでほしい」との思いが込められた横断幕は現在、署入り口のフェンスに掲示されている。参加した生徒は「丁寧に教えてもらい、警察の仕事の大変さがよく分かった。将来、警察官になって人を助けたいと思った」と話していた。