福岡県警で暴力団事務所使用禁止の仮処分命令を執行

暴力団抗争に起因するとみられる事件の発生を受け、事件を管轄する福岡県宗像警察署と本部組織犯罪対策課が働き掛け、自治体の申立てにより、暴力団事務所に対する使用禁止に係る仮処分命令が執行された。

九州・山口では初めての適用といい、暴力団事務所の早期無効化が実現し、地域住民の安全・安心が確保されることとなった。

執行により事務所の無効化は実現したものの、建物自体は継続して存在している。そのため、県警は関係者の保護対策に万全を尽くしたうえで、関係機関と連携して完全撤去に向けた取組みを進める方針。