富山県氷見署で特産品・寒ブリがモチーフの交通安全キャラ制作

富山県氷見署で特産品・寒ブリがモチーフの交通安全キャラ制作富山県氷見署は市民の交通安全意識の高揚と効果的な広報啓発活動の推進を図るため、交通安全キャラクターを制作した。

氷見市内の小中高生からデザインを募集し、応募のあった400点の中から氷見高校美術部長が考案した作品を選出した。名称は、魚の「ブリ」と交通安全の「アン(安)」からとった「ブリアン」。地域の特産品の寒ブリをモチーフとしたキャラクターだ。警察官の制服をまとい、市の形をしたマークが入った警視の階級章を着けている。デザインをもとに、市内在住のイラストレーターがイラストとして仕上げた。

同署で署長感謝状贈呈式が行われ、美術部長の生徒とイラストレーターに感謝状が手渡された(写真)。2人は「幅広い世代に親しまれるフォルムになった」「親しまれやすいデザインを意識した。見かけたら交通安全に気を付けてほしい」と期待を込めて話した。同署は今後、「ブリアン」を使用したポスターやチラシを作り、交通安全広報に活用する予定。