埼玉県警が児童相談所と虐待対応の合同訓練

 埼玉県警が児童相談所と虐待対応の合同訓練埼玉県警は児童相談所と児童虐待事案の対応について確認する合同訓練を行った(写真)。

県警(少年課、捜査四課、さいたま市内警察署生活安全課、初任補習科)、さいたま市(子ども家庭総合センター、市南部児童相談所)、県(こども安全課)の総勢79人が県警察学校に参集。警察と児相の担当者が実際の現場を踏まえた4想定に対応し、児童を適切に保護する方法などを学んだ。

4想定は

  • ドアを開けず、臨検・捜索許可状を確認しない。居宅内を捜索中、電話で仲間を呼ぼうとする
  • 許可状を実母が取り上げようとし、スマートフォンで撮影を始める。実父が「勝手に入るな」と騒ぐ
  • 実父の弟を名乗る者が、長女を連れて行こうと強引に居宅内に入ろうとする
  • 職員に実母は文句を言うのみでドアを開けず、実父が職員に暴力を振るう

といった内容だった。