長野県千曲署で犯罪被害者支援のイベント開く
「犯罪被害者週間」最終日の12月1日、長野県千曲署は認定特定非営利活動法人長野犯罪被害者支援センターと共催で「千曲警察署ホンデリング&リユースデー」のイベントを開いた。
昨年に続き2回目。地元プロバスケットチーム「信州ブレイブウォリアーズ」の元選手で県人権大使の齋藤崇人さん(37)も加わって本を受け付けたところ(写真)、熱心なファンも駆けつけ、昨年の倍以上となる約1900冊の本が集まった。
おととし9月に管内の埴科郡坂城町で県下初の犯罪被害者支援条例が成立し、現在、千曲市でも条例の制定に向けた整備が進む。こうした現状から、同署では「気軽に関わることができるイベントを通して被害者支援の重要性と必要性を広く啓発し、支援の輪を拡充する」としている。