京都府警でストーカー相談支援センター5周年記念のシンポジウム開く

 京都府警でストーカー相談支援センター5周年記念のシンポジウム開く京都府警は京都市と連携し「京都ストーカー相談支援センター5周年記念シンポジウム」を開いた。被害経験者と遺族、専門家らが、SNSに絡むストーカー問題や被害者支援、加害者対策のあり方などを議論し、約120人が聴講した。はじめに、ストーカー被害の経験者で「ストーカーとの七〇〇日戦争」の著者である内澤旬子氏による基調講演があった。

続くパネルディスカッションでは、犯罪被害者遺族の猪野憲一氏、弁護士の上谷さくら氏、NPOヒューマニティ理事長・小早川明子氏らが登壇。ストーカー問題についての議論を踏まえ、進行役を務めた西田勝志人身安全対策課長が総括し「保護者への教育、周囲の者との連携の重要性」「多機関連携による対策の必要性」を訴えた(写真)。