愛知県警鉄警隊で新配置隊員の緊急事態対処訓練
愛知県警本部鉄道警察隊は今秋の人事異動で新たに配置された隊員を中心に、JR東海のリニア・鉄道館でN700A型新幹線を使用した緊急事態対処訓練を行った(写真)。
この訓練は、同館の全面協力でおととし7月から始まり、現在では県警内で初動対応を行う所属も参加するまでに発展した。連携強化が必要な隣接県警についてもアドバイザーとして参加を依頼している。今回は、訓練アドバイザーとして静岡県警の鉄道警察隊副隊長が参加し、今後の協力関係をあらためて確認。愛知県警からは同隊以外に自動車警ら隊、機動捜査隊、機動隊が加わった。
訓練では参加者が、列車警乗中や駅ホームでの待ち受け時、駅直前での緊急停車時を想定し、事案認知から犯人制圧までの対応と車掌等乗務員との連携方法について確認した。