広島県警で若者に響く自転車盗被害防止ポスター・チラシ作る

 広島県警で若者に響く自転車盗被害防止ポスター・チラシ作る県内刑法犯全体の約半数を占める自転車盗被害を防ごうと、広島県警は「若年層に響くデザイン」をコンセプトとした啓発ポスター・チラシを作り(写真)、県内各地で防犯キャンペーンを行った。県警によると、被害全体の約7割が無施錠、5割以上が学生の被害となっており、若年層への鍵掛け習慣の定着化を図っている。

県警では、企画段階から学生防犯ボランティア団体「スリーアローズ」と協議を重ね、両面にデザインの入ったポスター1,200枚とチラシ3万7,000枚を完成させた。JR広島駅前駐輪場などで行った広報キャンペーンで活用し、警察官や「スリーアローズ」などが通勤・通学者に鍵掛けの徹底を促した。